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  • 1年間働いてみて(2024年度)

    2024年4月入局の4人の若武者 一年間働いてみての声をお届け。同期が揃って働くことは最初ぐらいしかないでしょう。 これかも切磋琢磨して良き仲間として修練を積むことを期待しています。 一年間おつかれさまでした。それぞれの地でまた頑張ってください。   ① 坂東太郎(産業医科大卒業、医師3年目) 産業医科大学病院で泌尿器科1年目として働かせていただき、早くも1年が経過しようとしております。大学病院での生活は、想像以上に忙しく、慌ただしい日々の連続でした。初めて経験することばかりで、戸惑う場面も少なくありませんでしたが、そんな中でも上級医の先生方の温かいご指導や、いつも支えてくれる同期の存在に何度も助けられました。泌尿器科ではチーム制を導入しておりますが、困った際には誰もが助けてくれる環境があります。そのような中で日々業務にあたることができ、非常にありがたく思っております。 最初は右も左も分からなかった泌尿器科医としての仕事も、少しずつではありますが対応できるようになってきたと感じています。患者さんや他科の先生から専門家としての見解が求められるようになったことが研修医時代との大きな違いであり、まだまだ知識、技術の両面において未熟さを痛感しております。手術、目まぐるしく進歩する化学療法と学ぶべきことは沢山ありますが、患者さんと向き合うなかで、より良い医療を提供できるようにこれからも精進していきたいと思います。   ② 田中敏信(産業医科だ学卒業 医師3年目) 産業医科大学泌尿器科で働き始めて、早くも一年が過ぎました。この一年は、手術・病棟管理・学会発表・学会や講演会の拝聴等で非常に充実した日々でした。働き始めた当初は、環境に慣れておらず、勉強不足もあり大変な時期もありましたが、上級医の先生方のサポートのおかげで乗り切れたと感じております。 当科は、上級医への相談が非常にしやすいです。病棟医の若手の先生方は、些細なことも相談に乗ってくださいます。病棟医長の先生は、それぞれの若手に最適な指導を工夫しており、最適な手術症例をあててくださるので、臨床医として日々ステップアップで成長していけます。 また当科では、カンファレンスを週に朝3回、夕1回行いますが、その際に疑問点を解消でき、上級医の先生方とディスカッションを重ねることで、それぞれの患者さんに最善の治療を提供できるような体制になっております。カンファレンスで症例を提出することは、患者さんの利益を追求することができるのみならず、自分自身の勉強にもなるため、非常に良い機会に恵まれていると感じます。 この一年で学んだことを糧に、これからもそれぞれの患者さんに最適な医療を提供できるように邁進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。   ③ 本行遼太(山口大学卒業、医師3年目) 2024年4月より産業医科大学病院に勤務し、あっという間に1年が経過しました。この1年間は、日々の診療やカンファレンスを通じて多くの学びを得ることができた、大変貴重な時間でした。まずは、ご指導いただいた先生方や支えてくださったスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。 研修医時代と比べて最も大きな変化は、自ら治療方針を考え、決定する機会が増えたことです。特にカンファレンスでは、患者さんごとの背景を踏まえ、治療の選択肢を整理し、最適な方針を検討する重要性を改めて感じました。その過程で、自身の知識や判断力の不足を痛感する場面も多々ありましたが、指導医の先生方の助言をいただきながら試行錯誤を繰り返し、少しずつ成長できたと感じています。 また、学会や研修会への参加を通じて、院外の先生方と交流する機会も増え、視野が広がった1年でもありました。日々の診療で得た経験を、他院の先生方との意見交換を通じてさらに深めることができ、学びの多い時間となりました。さらに、指導医の先生方には診療面だけでなく、進路やキャリアについても貴重なアドバイスをいただき、大変励みになりました。 この1年間の経験を糧に、今後も一つ一つの症例に真摯に向き合いながら、さらなる成長を目指して努力を続けてまいります。今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします   ④ 金子雄哉(産業医科大学卒業 医師3年目) 大学での後期研修が始まって早くも1年が過ぎようとしております。この1年は病棟業務や手術を始め、カンファレンスや急患対応など忙しいと同時にとても充実していたと感じました。1年間は決して楽しいばかりではなく、日々の業務に忙殺されることもありましたが、同期や上級医に恵まれ何とか1年を終えた気がします。 私は初期研修であまり泌尿器科を回っていなく、不安しかない状態で4月を迎えましたが、先生方が親切に教えてくださりとても助かりました。元々泌尿器科で入局しておらず、何となく面白そうと正直軽い気持ちで泌尿器科に入りましたが、温かく歓迎してくださりました。 自分の代は元々泌尿器科の入局は0人でしたが、気が付いたら自分含めて4人になっていました。1個下の代は気が付いたら6人になっていました。泌尿器科は他大学を見ても興味がある人が増えているように感じます。内科的要素と外科的要素の両方を持ち、患者を最初から最後まで診ることができるのは魅力だと思います。まだ1年しか終えてない若輩者ですが、泌尿器科で良かったと感じています。

  • Best Research Award

    ベストリサーチアワード ・若手部門 坪沼裕人先生…昨年ご紹介した西日本泌尿器科学会賞をはじめ、症例報告やケースシリーズなど精力的に論文をpublish! 若手ホープのひとり 城嶋和真先生…苦節3年、はじめての原著英文が報われる形に! 昨年は腹腔鏡技術認定医も合格し、さらなる飛躍を誓います。 ・スタッフ以上の部門 湊 晶規先生…昨年に引き続きの受賞。なんと年間7本の英文論文を世に送り出した横綱。 柏木教授も、もはや驚異と賛辞を送りました。 産業医科大学泌尿器科学教室 『北九州からの挑戦』はこれからも加速します。

    2025.03.29 ブログ お知らせ
  • 同門会

    桜がちらほら咲き始めましたね。さて、本日は産業医科大学泌尿器科同門会 『悠悠会』をちょこっとご紹介 年明け70名以上の参加がありました。 広島大学公衆衛生学教授 久保達彦先生座長にて ①柏木英志教授より『基礎研究のすすめ』 ②湊 晶規准教授より『臨床研究のすすめ』 新行橋病院院長 原田修治先生より関連施設診療実績報告 渡邉舟貴先生より沖縄県立八重山病院5年のあゆみ 松川卓生先生より米国ロチェスター大学留学報告 関連施設部長を加えて鏡開きのイベントも!  門司メディカルセンター 赤坂聡一郎先生 宗像水光会総合病院 寺戸三千和先生 北九州市立八幡病院 松本博臣先生     次年度から仲間に加わる6人の新入局先生も参加していただき 懇親会ももりあがりました。

    2025.03.27 ブログ お知らせ
  • 別れの季節

    春はちょっぴり切ない季節ですね。 この度、田中敏信先生→宗像水光会総合病院、本行遼太先生→新小倉病院、金子雄哉先生→九州労災病院それぞれ医局関連施設へ異動、 高場智久先生は宮崎の旭化成の産業医へ 皆さん、今回の大学勤務お疲れ様でした。 また成長した姿が見られるのを教室は見守っています。

    2025.03.21 ブログ
  • 秋の学会報告ラスト!

    長々と時間遅れにお付き合いいただきありがとうございました。秋の学会しめくりは泌尿器内視鏡・ロボティクス学会…まさに手術に特化した学会です。ジョージさん愛称で親しまれる城嶋和真先生の参加記をどうぞ。 『今回2024/11/28~11/30に千葉の幕張メッセ国際会議場で第38回日本泌尿器内視鏡学会・ロボティクス学会総会に参加しました。北九州空港に向かう際に、朝の小倉方面の渋滞につかまり飛行機の出発時刻に遅刻しそうになりながらなんとか間に合い、羽田空港に無事につきました。羽田空港からはリムジンバスに乗り換え、まずは高場医師と無事に東京に着いた祝福の乾杯をしました。 会場は第1会場から第8会場あり、シンポジウム、ワークショップの会場は4会場、ポスター会場は4会場と大規模な学会です。会場に着くとすぐに登録受付、単位登録を行いました。最近の学会では抄録はWebやアプリで見られるようになり、冊子が縮小化(ペーパーレス)しています。 私は最終日に口演で産業医科大学におけるロボット支援副腎摘出術の演題を発表させていただきました。まずはこのような機会を与えていただいた先生方に感謝申し上げます。我々は計4例の症例を経験しましたが、初期経験としては安全に手術が行え、今後は高難易度症例にロボット手術のメリットが活かせると考えております。他大学のハイボリュームセンターの症例数の検討はとても勉強になりました。 さて、その他の演題に関してですが内視鏡、ロボット学会ということもあり、シンポジウムで外科の先生が講演されているのが印象的でした。外科におけるロボット手術の注意点は泌尿器領域とは異なりますが膵臓の手術ではモノポーラーによる臓器の熱損傷を避けるためバイポーラーを多用しているなど新しい知見を得ることができました。また、最近の潮流であるAIや遠隔手術、若手育成のためのさまざまな手法が紹介され、それぞれの大学が特色を出していたのが印象的でした。たくさんの最新の話題に触れ、とても刺激的な学会期間でした。この学会で得た知見を基に今後の臨床、研究、教育に活かせればと思います。』

    2025.03.14 ブログ
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