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うどんと勉強の両立

夏にかけての医局の皆さんの勉強・学会の記録がたまっていたので放出していきたいと思います。

みなさん、本場のさぬきうどん食したことありますか?

コシがあって、美味しいですよね。

筆者も以前、香川地元の方に連れて行ってもらった『うどん』に感動したことを覚えています。

さて、話変わって手術の話…通常手術って摘出(病変をとってしまう)で終わることがほとんどです。私たち泌尿器科は尿の通り道を扱います。食べ物の通り道を扱う外科の先生方同様、再建(通り道を作り直す)手術が多いのが特徴でもあり、【摘出→再建のながれ】は魅力のひとつと言えるでしょう。

今日はそんな学会のお話…水嶋唯先生の参加記録です。

『2025年5月24日に高松市で開催されました「第22回泌尿器科再建再生研究会」に昨年に引き続き参加させていただきました。今回は「Boari flap法による尿管膀胱吻合術を施行した症例の検討」について発表しました。参加者は再建のエキスパートの先生が多く発表者も若手医師はほとんどいない状況は前回同様でしたが、今回はかなり演題が増えており、ポスター会場も新設されていました。口演セッションでは膀胱全摘術の際の尿路変向術のまとめやロボット支援前立腺全摘除術における尿禁制改善に向けての術式工夫の発表が目立っていました。ポスター発表では尿路再建の術式の症例報告が多くあり、非常に多くの学びや明日からの臨床に応用できる知見を得ることができました。学会中はあいにくの雨模様でしたが、無事に発表が終わったあとは讃岐うどんと骨付き鳥も堪能でき、とても実りのある学会を経験させていただきました。次回は2026年6月に東京科学大学主催、久しぶりに関東での開催となります。

最後になりましたが、このような参加機会を与えてくださいました医局・同門の先生方に改めて感謝申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします』

2024 © Department of Urology, U.O.E.H.