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お知らせ

  • 2020年1月から2023年12月までに、産業医科大学病院にてRa-223(ゾーフィゴ)の投薬を受けた前立腺がんの患者さんとそのご家族へのお知らせ

    (臨床研究に関する情報) 当施設では、下記の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られる検査結果などの診療情報を用いて行います。この研究は、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」(令和3年3月23日制定、令和5年3月27日一部改正。)に従って実施しています。この研究に関するお問い合わせや、診療情報をこの研究に利用することにご了承いただけない場合は、下記の連絡先・相談窓口へご照会ください。診療情報の利用にご了承いただけなかった場合でも、それが理由で不利益を受けることはありません。 この研究は、香川大学医学部倫理委員会で承認されています。また、産業医科大学  学長(氏名:上田 陽一)より実施の許可を受けています。 [研究課題名]  up-front 療法後にRa-223投与を受けた転移性去勢抵抗性前立腺がん症例に対する後ろ向き研究   [研究の目的]  新規ホルモン剤が開発され、転移性ホルモン感受性前立腺がんに新規ホルモン剤や抗がん剤(ドセタキセル)を投与する機会が増えてきました。このような新たな治療方法はup front療法と総称されます。Ra-223(ゾーフィゴ)は転移性去勢抵抗性前立腺がんの患者さんに投薬し生存期間の延長が確認されていますが、up front療法を受けた方の有効性についての検証はされていません。 また、日常臨床において実施される採血の検査項目である、PSA(前立腺がん特異抗原;腫瘍マーカー)、ALP(アルカリフォスファターゼ)、LDH(乳酸脱水素酵素)は個々で前立腺がん治療の予後予測因子として確認されていますが、これらを組み合わせたリスクモデルはRa-223を投与される患者さんに対しては開発されていません。 今回の研究ではUp front療法がRa-223(ゾーフィゴ)の投与にどのような影響を及ぼすか検証します。さらに、前立腺がんに対して日常診療で行われているRa-223(ゾーフィゴ)治療中のPSA、LDH、ALPを調査することで、これらを用いたリスクモデルが治療効果の予測に有用か検討したいと考えています。   [研究の方法] ○対象となる患者さん  前立腺がんの患者さんで、2020年1月1日から2023年12月31日の間に、当院の泌尿器科にてRa-223(ゾーフィゴ)の投薬を受けた方 ○利用する情報 情報:(前立腺がん診断時の患者背景) 生年月日、前立腺がん診断日、年齢、診断時のprostate-specific antigen(PSA)、生検時のグリソンスコア、IDC-Pの有無、invasive cribriformの有無、T分類、N分類、M分類、診断時の転移部位(骨転移の有無、内臓転移の有無、リンパ節転移の有無)、診断時のstage、一次治療開始日(根治療法あるいはホルモン療法) (ホルモン感受性非転移性前立腺がん(限局がん)治療時の患者背景) 治療開始日、治療内容(前立腺全摘術、外照射療法、ブラキテラピー(小線源植え込み、高線量率小線源療法)、ADT単独、ADT+vintage抗アンドロゲン剤、監視療法、待機療法、その他) (ホルモン感受性転移性前立腺がん治療時の患者背景) 治療開始日、治療内容(ADT単独、ADT+vintage抗アンドロゲン剤、ADT+女性ホルモン剤、ADT+ARSI(アビラテロン、エンザルタミド、アパルタミド)、ADT+ドセタキセル)、CHAARTED criteria、LATITUDE criteria (Ra-223投与開始時患者背景) CRPC診断日、T分類、N分類、M分類、診断時の転移部位(骨転移の有無、内臓転移の有無、リンパ節転移の有無)、Ra-223投与開始までの前治療(CRPCに対する治療なし、androgen receptor-axis-targeted(ARAT)agent1剤、ARAT2剤、ARAT3剤、女性ホルモン剤、ドセタキセル、カバジタキセル、その他)、Ra-223投与開始日、Ra-223投与直前の骨転移の状況(bone index, EOD)、パフォーマンスステータス、疼痛の有無、PSA、ヘモグロビン(Hb)値、血小板数、ALP、LDH、CPR、Alb、好中球、リンパ球、単球、modified GPS,GPS、PNI、Neutrophil-Lymphocyte Ratio(NLR)、Platelet-Lymphocyte Ratio(PLR)、Lymphocyte to Monocyte Ratio(LMR)、 (Ra-223投与中) 各コース前のPSA、LDH、ALP、PSA best response*(% change:Ra-223投与後、PSA-最大低下時のPSA値÷Ra-223投与時のPSA×100)、投与コース数、Ra-223の最終投与日、G3以上の血液毒性、G3以上の非血液毒性、Ra-223投与後にprogression disease(PD)と診断した日、Ra-223投与中止理由、Ra-223投与後の後治療(ARAT1剤、ARAT2剤、ドセタキセル、カバジタキセル、その他、BSC)、鎮痛薬開始日、死亡日、最終観察日、転帰 ○利用または提供を開始する予定日 倫理委員会承認日 [外部への診療情報の提供] 利用する当施設所持の診療情報等は、患者さん個人が特定できない状態とし、郵送及び電子システムを使用して、香川大学医学部附属病院へ提供されます。 [研究組織] この研究は、香川大学を主幹機関とする多機関共同研究として実施します。   <研究代表機関及び研究代表者> 香川大学 医学部 泌尿器科学 学内講師 加藤 琢磨   <共同研究機関およびその機関の研究責任者>  別紙参照ください。 この研究について、研究計画や関係する資料、ご自身に関する情報をお知りになりたい場合は、他の患者さんの個人情報や研究全体に支障となる事項以外はお知らせすることができます。 研究に利用する患者さんの個人情報に関しては、お名前、住所など、患者さん個人を特定できる情報は削除して管理いたします。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定できる個人情報は利用しません。    [連絡先・相談窓口] <主幹機関の相談窓口> 住 所:香川県木田郡三木町池戸1750-1  施設名:香川大学 医学部 泌尿器科学    担当者:加藤琢磨 電 話:087-891-2202  FAX:087-891-2203    <当施設の相談窓口> 住 所:福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1 施設名:産業医科大学医学部泌尿器科学 担当者:永田 祐二郎 連絡先:093-691-7446    

  • 第315回福岡地方会参加記①

    先日開催報告をさせていただきました、福岡地方会 大学からは二人の先生が演題発表行いました。 1人目は泌尿器科1年目、3年目修練医の金子先生(ラグビー部出身) これが2回目の学会発表…落ち着いて発表できました。 『泌尿器科専攻医の医師3年目、ここ最近は後輩の泌尿器科勧誘に定評がある金子雄哉と申します。  この度2025年2月22日に北九州国際会議場にて第315回福岡地方会に参加しましたのでご報告いたします。私は「未治療進行性尿路上皮癌に対するエンホルツマブ・ベドチンとペムブロリズマブ併用療法の初期経験」という題目で発表させていただきました。 根治切除不能な尿路上皮癌に対する一次治療でエムホルツマブ・ベドチンとペムブロリズマブ併用療法が承認されたのは昨年のことで、まだ十分なデータが実臨床では行われていない中での貴重な発表の経験をいただきましたが、今回は初期経験と主な有害事象を中心について報告させていただきました。 また今回は主幹が産業医科大学ということもあり、会の運営から携わることができました。当院の関連施設からの演題も多く、学年の近い先生方の発表や質問をみることができて大変刺激になりました。 医局の先生方には予演会をしてくださり、またご指導頂きました杉田先生と湊先生に厚く御礼申し上げます。来年度は4年目となり後輩も入ってくるので、今回の経験を今後の診療や学会発表に活かしていきたいと考えております。』  

  • 「第8 回尿路結石症全国疫学調査:総数調査」

    1.研究の対象  2025 年1 月~2025 年12 月に当院で尿路結石症と診断された方2.研究目的・方法日本における尿路結石症の疫学調査は1955 年から約10 年ごとに過去7 回実施されています.2005 年の疫学調査までは,尿路結石の発生率は年々増加していましたが,2015年に実施された第7 回疫学調査では増加傾向が横ばいとなっていることが報告されています.前回の調査から10 年を経過し,2025 年に全国で272 施設が共同で第8 回尿路結石症全国疫学調査を行い,この10 年間の尿路結石症の発生率の変化を観察することを目的とします.研究期間:研究機関の長の許可日 ~ 2027年12月31日3.研究に用いる試料・情報の種類情報:性別,年代(10 歳区切り),部位別,結石既往歴(初発/再発)試料:なし4.外部への試料・情報の提供本研究は多施設共同研究であるため,データセンター(金沢医科大学泌尿器科学医局(日本尿路結石症学会事務局))へのデータの提供は、電子的配信により送付され,研究責任者が保管・管理します.対応表は、当機関研究責任者が保管・管理します提供を開始する予定日:2025 年 2 月.5.研究組織金沢医科大学 宮澤克人ほか第 8 回尿路結石症全国疫学調査参加機関 126 機関第 8 回尿路結石症全国疫学調査に情報の提供のみを行う施設 146 機関第 8 回尿路結石症全国疫学調査ホームページ https://plaza.umin.ac.jp/~jsur/6.お問い合わせ先本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。また、情報が当該研究に用いられることについて 患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先住所:福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘 1-1電話:093-603-1611担当者・研究責任者の所属・氏名:産業医科大学医学部泌尿器科学 講師 永田 祐二郎研究責任者:産業医科大学医学部泌尿器科学 講師 永田 祐二郎研究代表施設:金沢医科大学研究代表者:金沢医科大学 泌尿器科学 宮澤克人(日本尿路結石症学会 理事)

  • 2020 年 1 月~2024 年 12 月までに、産業医科大学病院にて病理組織学的にバリアントを含む尿路上皮癌と診断され、診断時点で 18 歳以上であった患者さんとその家 族へのお知らせ

    ≪情報公開文書≫九州沖縄地区におけるバリアントを含む尿路上皮癌の実態調査【研究の概要】【背景】 尿路上皮癌は膀胱をはじめとする尿路表面を覆う尿路上皮から発生する悪性腫瘍です。 尿路上皮に発生する悪性腫瘍では、その約 9 割を尿路上皮癌が占めますが、扁平上皮癌、腺癌、 小細胞癌といったバリアント(変異型)が存在します。そうしたバリアントを含む悪性腫瘍は、 治療経過・予後に影響する可能性が指摘されており、その実態把握が求められます。【目的】 九州沖縄地区におけるバリアントを含む尿路上皮癌の実態を明らかにします。【意義】 九州沖縄地区におけるバリアントを含む尿路上皮癌の実態を明らかにすることにより、 今後治療成績改善へ向けた取り組みへの基礎となることが期待されます。【方法】 通常診療で得られた情報をもとに、年齢・性別・診断・治療・治療経過など 診療情報の収集を行い、記述統計をもとにその実態把握を行います。【対象となる患者さん】 2020 年 1 月 1 日~2024 年 12 月 31 日までの期間に、病理組織学的にバリアントを含 む尿路上皮癌と診断された患者さんで、診断時点で 18 歳以上の患者さん【研究に用いる情報】 ●研究に用いる情報   下記の情報を診療録より収集します。 ・年齢、性別、既往歴、喫煙歴、身長、体重 ・診断時の臨床病期 ・治療と治療経過本研究で利用する情報等について詳しい内容をお知りになりたい方は、下記の「お問い合わせ先」までご連絡ください。【外部への情報の提供について】 本研究に用いる情報は代表機関へ集計、解析のため提供します。 提供先:長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科 提供方法:情報を入力したファイルおよび記録簿を DVD-R に記録のうえ提供します。【情報の利用開始予定日】 本研究は研究機関長の許可日より「研究に用いる情報」を利用する予定です。【情報利用に関するお知らせ】 あなたの情報をこの研究に使われたくない方は、下記の「問い合わせ先」まで ご連絡頂ければ対象者から外します。その場合も、あなたの治療等に不利益になることは ありません。 ご連絡のタイミングによっては対象者から外せない場合もあります。あらかじめご了承ください。【研究実施期間】 研究機関長の許可日~2026 年 12 月 31 日【研究代表者】 所属:長崎大学病院 泌尿器科・腎移植外科氏名:今村 亮一 住所:長崎県長崎市坂本 1-7-1電話:095(819)7340【共同研究機関/研究責任者】 この研究は長崎大学病院を中心に全国の約 64 機関で実施します。 産業医科大学は共同研究機関であり、本学の研究責任者は准教授 湊 晶規です。 その他の詳しい研究機関についてお知りになりたい方は、下記の「お問い合わせ先」まで ご連絡ください。【産業医科大学病院における情報の管理責任者】 泌尿器科 湊 晶規【研究の内容、情報等の利用停止の申し出について問い合わせ先】 産業医科大学病院 泌尿器科 住 所:福岡県北九州市八幡西区医生ケ丘 1-1 電話番号:093-603-1611 担 当 者:湊 晶規【ご意見、苦情に関する相談窓口】(臨床研究・診療内容に関するものは除く) 同上

  • 2018 年1 月から2023 年12 月までに、産業医科大学若松病院にて急性単純性腎盂腎炎と診断され抗菌薬治療を受けた患者さん及びご家族の方へのお知らせ

    情 報 公 開 文 書2018 年1 月から2023 年12 月までに、産業医科大学若松病院にて急性単純性腎盂腎炎と診断され抗菌薬治療を受けた患者さん及びご家族の方へのお知らせ《研究の名称》 急性腎盂腎炎の分離菌と薬剤感受性に関する多施設共同後方視的観察研究《研究機関の名称》 産業医科大学若松病院《研究責任者》 産業医科大学若松病院 泌尿器科 助教 松本 正広《研究の概要》 【研究対象者】 2018 年1 月1 日から2023 年12 月31 日に急性単純性腎盂腎炎と診断を受け、 抗菌薬治療を受けた16 歳以上の患者さんを対象としています。本研究の対象 者には16 歳以上の未成年者が含まれているため、親権者等に対する情報公開 も含んでいます。【研究の目的・意義】 原因菌の分布を調べることにより、より適切な抗菌薬を早期から選択すること ができることを期待しています。【研究の方法】 診療録より症状や採血や尿の検査結果を収集、解析します。【研究期間】 実施許可日 ~ 2026 年12 月31 日【研究結果の公表の方法】 学会や学術誌での発表を予定しています。【利益相反の状況】 この研究において公開する利益相反はありません。 《研究に用いる試料・情報の項目と利用方法(他機関への提供の有無)》 既に検査された検査結果を電子カルテより情報収集を行います。 この研究は富山大学附属病院が主機関で行う多施設共同研究であり、 産業医科大学若松病院から富山大学附属病院へ個人情報を伏せた状態で提供します。 収集しました情報を富山大学附属病院以外の機関へ提供することはありません。 学会などの発表の際には、個人情報保護に留意し、個人の特定が出来ないようにします。《研究に用いる試料・情報を利用する機関及び施設責任者氏名》 富山大学附属病院長 林 篤志《研究資料の開示》 研究対象者、親族等関係者のご希望により、他の研究対象者等の個人情報及び 知的財産の保護等に支障がない範囲内で研究計画書等の研究に関する資料を 開示いたします。《試料・情報の管理責任者(研究主機関における研究責任者氏名)》 富山大学附属病院 泌尿器科 桧山 佳樹《研究対象者、親族等関係者からの相談等への対応窓口》 研究対象者からの除外(試料・情報の利用または他機関への提供の停止を含む) を希望する場合の申し出、研究資料の開示希望及び個人情報の取り扱いに関す る相談等について下記の窓口で対応いたします。 電話 093-761-0090 担当者所属・氏名 : 産業医科大学若松病院 泌尿器科 松本 正広

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