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2022年2月から2025年3月までに、腎細胞癌にて産業医科大学病院に通院歴のある患者さんとそのご家族へのお知らせ
作成日 2025年 8月 9日 当院では、以下の臨床研究を実施しています。ここにご説明するのは、診療情報や検査データ等を解析する「観察研究」という臨床研究で、倫理委員会で承認され、研究機関の長による研究実施許可を得て行うものです。通常の診療で得られた情報等を利用させて頂く研究ですので、対象となる患者さんに新たな検査や費用のご負担をお願いするものではありません。また、対象となる方が特定できないよう、個人情報の保護には十分な注意を払います。 この研究の対象に該当すると思われた方で、ご自身の診療情報等が利用されることを望まない場合やご質問がある場合は、下記の問い合わせ先にご連絡ください。 1.研究課題名 転移性腎細胞癌におけるペムブロリズマブ・レンバチニブ併用療法の有効性・安全性に関する 多施設共同前向きおよび後ろ向き観察研究 (mixed cohort study) 2.研究代表者 和歌山県立医科大学泌尿器科学講座 准教授 山下真平 3.研究の目的 転移性腎細胞癌に対する治療薬として、免疫チェックポイント阻害薬と呼ばれる薬剤が保険適応となり、これまでと比べて治療成績は大きく向上しました。代表的な薬剤の1つに、ペムブロリズマブ・レンバチニブ併用療法があり、治験(新しい薬や治療法が、人に対して安全で効果があるかを確認する臨床試験)の結果から、本治療は、腎細胞がんの患者さんにおいて良好な効果が期待できることが示されています。 しかし、実際の医療現場において、この治療でどの程度の効果が得られるのか、またどのような患者さんに特に有効であるのかについては、大規模な研究はまだ十分に行われていません。 今回お願いする研究では、ペムブロリズマブ・レンバチニブ併用療法の効果と副作用などの安全性を確認し、どのような患者さんで良好な治療効果が得られるのかを明らかにすることを目的としています。 4.研究の概要 (1)対象となる患者さん 転移性腎細胞癌の患者さんで、2025年3月31日までの期間中に、ペムブロリズマブ・レンバチニブ併用療法の治療を開始された方 (2)研究期間 研究実施許可日~2032年12月31日まで (別途、説明文書・同意書を用いて同意頂いた患者さんには、前向き調査にもご協力頂き、2030年12月31日まで治療成績や転帰についての追跡調査を行う予定ですので、研究期間は長く設定しています。) (3)試料・情報の利用又は提供を開始する予定日 当院の研究実施許可日 (4)利用させて頂く試料・情報 この研究で利用させて頂くデータは、年齢、性別などの患者さんに関する情報、腎細胞癌に関する情報(組織型、病理学的ステージなど)、治療前や治療中の血液検査結果に関する情報、術前CT画像に関する情報(腫瘍の大きさ転移部位、筋肉量、脂肪量など)、治療効果や転帰などに関する情報です。 (5)方法 対象となる患者さんの診療記録や検査データ、画像データ、組織検体に関するデータを過去にさかのぼって集計し、ペムブロリズマブ・レンバチニブ併用療法を受けた患者さんの治療成績やその後の経過について検討すると共に、どのような患者さんで良好な治療効果が得られたのか、という点について検討します。別途、説明文書・同意書を用いて同意頂いた患者さんには、前向き調査にもご協力頂き、2030年12月31日まで治療成績や転帰についての追跡調査を行う予定ですが、説明文書・同意書による同意を頂いていない患者さんについては、転帰などに関する情報も含め、情報収集時点で既に存在する情報のみを使用し、将来的な調査は行いません。 なお、本研究は和歌山県立医科大学を中央研究機関とする多施設共同研究であり、大阪公立大学、金沢大学、近畿大学、久留米大学、産業医科大学、徳島大学、鳥取大学、奈良県立医科大学を含む計9施設が参加しています。 5.外部への試料・情報の提供 各機関で収集された試料・情報は、個人を直ちに特定できる情報を削除したうえで、電子配信、郵送 (CT画像データ)により、和歌山県立医科大学に提供されます。 6.研究の実施体制 【研究機関および各機関の研究責任者】 医療機関 医療機関の研究責任者 大阪公立大学 山崎 健史 金沢大学 泉 浩二 近畿大学 豊田 信吾 久留米大学 植田 浩介 産業医科大学 富崎 一向 徳島大学 古川 順也 鳥取大学 森實 修一 奈良県立医科大学 三宅 牧人 和歌山県立医科大学 山下 真平 7.個人情報の取扱い 利用する情報からは、患者さんを特定できる個人情報は削除します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されることがありますが、その際も患者さんの個人情報が公表されることはありません。 8.ご自身の情報が利用されることを望まない場合 臨床研究は医学の進歩に欠かせない学術活動ですが、患者さんには、ご自身の診療情報等が利用さ れることを望まない場合、これを拒否する権利があります。その場合は、下記までご連絡ください。研究対象から除外させて頂きます。但し、既にデータが解析され個人を特定できない場合など、研究の進捗状況によっては削除できないことがありますので、ご了承ください。なお、研究協力を拒否された場合でも、診療上の不利益を被ることは一切ありません。 9.資金源及び利益相反等について 本研究に関連して開示すべき利益相反関係になる企業等はありません。 10.問い合わせ先 【研究代表機関の問い合わせ先】 和歌山市紀三井寺811-1 和歌山県立医科大学泌尿器科学講座 担当医師 山下真平 TEL:073-441-0637 FAX:073-444-8085 E-mail:keito608@wakayama-med.ac.jp 【各機関の問い合わせ先】 所属:産業医科大学 泌尿器科 担当者:富崎一向 住所:北九州市八幡西区医生ケ丘1-1 TEL:093-691-7446
2026.01.06 臨床研究に関するお知らせ
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産業医科大学病院にて根治手術を受けて非淡明細胞腎癌と診断された患者の皆様、ご家族の皆様へ
2025年8月21日 泌尿器科では、「非転移性の非淡明細胞癌における根治術後長期無再発生存率の大規模多施設後方視的研究」に関する研究を行っており、以下に示す方の診療情報等を利用させていただきます。研究内容の詳細を知りたい方、研究に情報等を利用して欲しくない方は、末尾の相談窓口にご連絡ください。 本文書の対象となる方 1998年1月1日~2023年12月31日の間に根治手術を受けて非淡明細胞型腎癌の診断を 受けた方 1.研究課題名 「非転移性の非淡明細胞癌における根治術後長期無再発生存率の大規模多施設後方視的研究」 2.研究期間 2024年承認日~2027年3月31日 この研究は、千葉大学医学部附属病院観察研究倫理審査委員会の承認を受け、病院長の許可を受けて実施するものです。日本全国の多施設で情報を収集し福島県立医科大学附属病院、京都大学大学院医学研究科で大規模に解析を行います。 3.研究の目的・方法 腎癌では根治手術後の長期の時間が経過したのちの再発が少なくなく、術後長期間の経過観察が必要と考えられています。しかし、長い期間における術後の再発状況を探索する大規模な研究は少ないです。さらに、これらのデータは腎癌の約70~80%を占める淡明細胞癌を主体としたものです。すなわち非淡明細胞癌の長期フォローデータで質の高いものはほぼ存在しておらず、術後再発の状況は明らかではないのが現状です。腎癌の術後のフォローアップについて、現時点で信頼の高いデータによるものが存在していないため、術後再発の状況は明らかではないのが現状です。 この点からも非淡明型腎癌における不鮮明な術後観察期間をより明確にすることが求められます。実態に基づき術後管理を最適化できれば、過剰な検査や治療を減らすことで医療経済学的にも貢献できる可能性もあります。さらに、どのような方が再発するかを解明し予測モデルを作成することで、患者さん個別の再発リスクが推定できます。術後の経過観察に関する医師・患者間の意思決定の際に有用な情報提供が可能となります。 そこで下記の4の情報を収集し、主要目的として、根治手術(根治的腎摘除術または部分切除術)施行後の非転移・非淡明細胞腎癌の今後の病状についての医学的な見通しにつき明らかにし、副次目的として根治手術施行後の非転移・非淡明細胞腎癌の今後の病状についての医学的な見通しに関連する因子を明らかにし、術後の再発や生存を予測するモデルを開発します。 4.研究に用いる試料・情報の種類 診療録に記載されている下記の情報を収集させていただきます。 性別・遺伝性疾患の有無(あればその疾患)・患部の位置(左・右)・手術時年齢・手術時ECOG-PS(Eastern Cooperative Oncology Group Performance Status; 患者さんの日常生活の制限の程度を評価するための指標)・合併症・手術日・手術前/術後1か月目採血データ(白血球・分画・Hb、血小板、CRP、LDH、Cre、eGFR)・病理学T分類・T3であればその因子(周囲脂肪浸潤・腎洞内脂肪浸潤・腫瘍塞栓)・腫瘍サイズ・ISUP/WHOとFuhrman悪性度(worst)(=世界保健機関 (WHO) と国際泌尿器病理学会 (ISUP) による癌の悪性度分類)・サルコマトイド成分の有無・ラブドイド成分の有無・v因子・組織型・腫瘍壊死の有無・初回手術時リンパ節郭清の有無・リンパ節因子(cN・pN)・切除リンパ節個数・手術方法(全摘・部分切除)・手術アプローチ(開腹・腹腔鏡・ロボット)・初回再発または転移日時・初回再発後の治療法(手術・全身治療(薬剤名)・放射線など)・治療開始日・効果・転帰・最終確認日) 5.研究組織 【研究機関名及び本学の研究責任者名】 研究(代表)機関:千葉大学医学部附属病院 病院長 大鳥 精司 研究代表者(研究責任者):泌尿器科 講師・診療准教授 佐塚 智和 研究実施代表者:泌尿器科 講師・診療准教授 佐塚 智和 【共同研究機関】62施設 研究機関名 研究責任者 北海道大学病院 大澤 崇宏 弘前大学大学院医学研究科 畠山 真吾 岩手医科大学 小原 航 秋田大学 沼倉 一幸 山形大学医学部腎泌尿器外科学 土谷 順彦 福島県立医科大学 大前 憲史 独協医科大学 釜井 隆男 筑波大学附属病院 神鳥 周也 自治医科大学附属さいたま医療センター 宮川 友明 埼玉医科大学国際医療センター 城武 卓 埼玉医科大学総合医療センター 矢野 晶大 上尾中央総合病院 篠原 正尚 防衛医科大学校 伊藤 敬一 東京大学 久米 春喜 慶応義塾大学 福本 桂資郎 東京医科歯科大学 小林 正貴 帝京大学医学部 金子 智之 東京女子医科大学病院 福田 洋典 東京女子医科大学附属足立医療センター 近藤 恒徳 東京慈恵会医科大学附属病院 木村 高弘 日本医科大学 武田 隼人 順天堂大学医学部附属順天堂医院 永田 政義 聖路加国際病院 新保 正貴 虎の門病院 陶山 浩一 三井記念病院 榎本 裕 東京慈恵会医科大学附属柏病院 三木 淳 千葉県がんセンター 小丸 淳 東邦大学医療センター佐倉病院 岡 了 横浜市立大学 蓮見 壽史 聖マリアンナ医科大学 水野 隆一 山梨大学 三井 貴彦 浜松医科大学医学部附属病院 松下 雄登 名古屋大学 佐野 優太 名古屋市立大学大学院医学研究科 濵本 周造 愛知県がんセンター 小島 崇宏 藤田医科大学 全並 賢二 岐阜大学医学部附属病院 谷口 友規 岐阜県総合医療センター 仲野 正博 富山大学附属病院 西山 直隆 滋賀医科大学附属病院 吉田 哲也 和歌山県立医科大学 山下 真平 日本赤十字社和歌山医療センター 伊藤 哲之 奈良県立医科大学 三宅 牧人 京都大学大学院医学研究科 増井 仁彦 京都府立医科大学 本郷 文弥 大阪大学 加藤 大悟 大阪公立大学 山崎 健史 ベルランド総合病院 玉田 聡 神戸大学大学院医学研究科 三宅 秀明 神戸市立医療センター中央市民病院 山﨑 俊成 倉敷中央病院 井上 幸治 徳島大学 古川 順也 香川大学 杉元 幹史 高知大学医学部附属病院 福原 秀雄 四国がんセンター 橋根 勝義 産業医科大学 富崎 一向 久留米大学医学部 植田 浩介 北九州市立医療センター 立神 勝則 長崎大学病院 今村 亮一 熊本大学 元島 崇信 琉球大学医学部 猪口 淳一 がん研有明病院 三浦 裕司 6.個人情報の取り扱いについて 本研究で得られた個人情報は、氏名等の個人を特定するような情報を削除し、どなたのものかわからないように加工して、厳重に管理します。データ等は、千葉大学医学部附属病院泌尿器科准教授講師室の鍵のかかる保管棚で保管します。研究結果を学術雑誌や学会で発表することがありますが、個人が特定されない形で行われます。 本研究についてご希望があれば、他の研究対象者等の個人情報及び知的財産の保護等に支障がない範囲内で、研究計画書及び研究の方法に関する資料を入手又は閲覧する事ができますので、相談窓口までお申し出ください。個人情報の開示に係る手続きの詳細については、千葉大学のホームページをご参照ください。 (URL:http://www.chiba-u.ac.jp/general/disclosure/security/privacy.html) 7.研究についての相談窓口について 研究に情報等を利用して欲しくない場合には、研究対象とせず、原則として研究結果の発表前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口までお申し出ください。研究成果の解析・発表後以降に参加拒否の申し出をいただいた際は情報を削除できません。しかし個人が特定されることは決してありません。また情報の利用をご了承いただけない場合でも不利益が生じる事はございません。 その他本研究に関するご質問、ご相談等がございましたら、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。 相談窓口:〒260-8677 千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1 千葉大学医学部附属病院泌尿器科 医師 佐塚智和 043(222)7171 内線5434
2026.01.06 臨床研究に関するお知らせ
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2010年1月1日から2024年12月31日までの期間に産業医科大学病院で前立腺全摘除術を受けられた患者さん・ご家族の皆様へ
「根治的前立腺全摘術における骨盤リンパ節郭清が術後生化学的再発に与える影響に関する 多施設共同後ろ向き研究」についてはじめに産業医科大学病院泌尿器科では、前立腺癌と診断され、根治的前立腺全摘除術により前立腺を摘除した患者さんを対象に、カルテ、手術記録、看護記録等(以下、「カルテ等」といいます)の診療情報から得られる情報をもとに研究を実施しています。この研究は鳥取大学医学部倫理審査委員会の承認を経て、産業医科大学学長の承認を受けており、鳥取大学と共同で行っています。詳細は以下のとおりです。1.研究概要および利用目的・方法本研究では、2010年1月1日から2024年12月31日までの期間に、鳥取大学医学部附属病院および産業医科大学病院の泌尿器科において、術前内分泌治療や放射線治療を実施せずに前立腺全摘除術により前立腺を摘出した20歳以上の男性の患者さんのカルテ等から、情報を集めさせていただき、「年齢、前立腺癌腫瘍マーカー(PSA)、術前病期、リンパ節郭清の種類、摘出病理組織結果などと術後生化学的再発(手術後、手術で取り切れなかったがんや再び活動を始めたがんによってPSAが再び上がること)との関係」を調査します。また、それ以外にも以下のような点について調査を予定しています。・骨盤内リンパ節郭清の有無が、リンパ節転移の抑制にどのように影響するか・2つの病院の患者さんの背景や、手術に伴う合併症などの周術期成績の違い・リスク分類ごとの術後生化学的再発の起こりやすさ・病理で確認されたリンパ節転移の有無による術後経過の違い・転移していたリンパ節の個数と予後との関係すべての情報は、鳥取大学医学部附属病院に電子的に送付され、集計されます。情報は、それぞれの病院ですでに測定したPSA値のデータを含んだ臨床データを集計します。なお、情報は、研究責任者が責任を持って保管、管理します。本研究の対象となる患者さんは、他の研究対象者への個人情報保護や本研究の独創性の確保に支障がない範囲で、研究計画書及び研究の方法についての資料を入手又は閲覧することができます。希望される方は、遠慮なく問合せ窓口にお申し出ください。2.取り扱う情報(測定項目)患者さんのカルテ等の診療情報から以下の項目を集めさせていただきます。【患者さんの情報】手術時年齢、身長、体重、Body mass index (体格の指標)、Eastern Cooperative Oncology Group Performance Status(ECOG-PS)、腹部手術歴、合併症・既往歴、臨床病期(cT Stage、cN stage、cM stage)、病理学的所見(グリソンスコア、生検コア数、陽性コア数、生検陽性割合)、腫瘍マーカー(PSA)、前立腺体積【手術時の情報】1)手術療法(治療日、治療内容)術式の種類(開腹、腹腔鏡下前立腺全摘除術、ロボット支援前立腺全摘除術)、神経温存術式の種類、リンパ節郭清の種類(なし、限局リンパ節郭清、拡大リンパ節郭清)、使用した手術支援ロボットの種類、手術時間、コンソール時間、周術期経過(尿道カテーテル抜去、退院について、術後何日目に施行されたか)2)病理組織学的結果pT病期、グリソンスコア、被膜外浸潤、神経周囲浸潤、血管浸潤、脈管浸潤、精嚢浸潤、リンパ節転移の有無、リンパ節郭清個数、リンパ節陽性個数 3)出血量や周術期合併症の有無とClavien Dindo分類【術後の情報】術後生化学的再発の有無、骨盤内リンパ節転移の有無、骨盤内リンパ節転移が確認された日、最終生存確認日もしくは死亡日、生存/死亡の別3.研究期間この研究は、産業医科大学学長が研究の実施を許可した日から2027年12月31日まで行う予定です。4.個人情報保護の方法患者さんの情報は、研究責任者が責任をもって保管、管理します。また、氏名、イニシャル、住所、電話番号、カルテ番号などの直ちに個人を識別できる個人情報は匿名化*され、本研究では匿名化された情報を使用します。このようにして患者さんの個人情報の管理については十分に注意を払います。*匿名化について:本研究にご提供いただく情報については、患者さんの氏名、住所、電話番号、カルテ番号など、患者さん個人を直ちに特定できるような情報をすべて削除し、代わりにこの研究用の登録番号をつけます。なお、研究の過程で情報がどの患者さんのものかを知る必要がある場合も想定されます。その場合に備えて、情報と患者さん個人を結びつけることのできる対応表を作成させていただきますが、この対応表は研究責任者によって鍵のかかる保管庫で厳重に管理されます。5.研究への情報提供による利益・不利益利益・・・今回の研究に情報をご提供いただいた患者さん個人には、特に利益と考えられるようなことはございませんが、研究の成果は、将来の前立腺癌の治療法の進歩に有益となる可能性があります。なお、情報を使用させていただいた患者さんへの謝礼等もありません。不利益・・・カルテ等からの情報収集のみであるため、特にありません。6.この研究終了後の情報の取り扱いについて今回、集めさせていただく患者さんの情報が医学の発展に伴い、他の病気の診断や治療に新たな重要な情報をもたらす可能性があります。このため、患者さんの情報は、この研究終了後も保存させていただき、他の研究に使用させていただくことがあります。その場合は、新たに研究計画をたてて研究に参加する医療機関の倫理審査委員会での審査を経て、他の研究に使用させていただきます。情報は、当該研究の終了について報告された日から5年を経過した日又は当該研究の結果の最終の公表について報告された日から3年を経過した日のいずれか遅い日までの期間保存します。保存期間終了後は、患者さん個人を特定できない状態にして適切に廃棄します。7.研究への情報使用の取り止めについて患者さん個人の情報を研究に用いられたくない、または鳥取大学医学部附属病院への情報の提供を停止したい場合には、いつでも取り止めることができます。取り止めを希望された場合でも、担当医や他の職員と気まずくなることはありませんし、何ら不利益を受けることはありませんので、下記【問い合わせ窓口】までお申し出ください。また、ご家族の方(父母、成人の兄弟、祖父母、同居の親族などの近親者)からの取り止めのお申し出やお問い合わせに対しても対応いたします。取り止めの希望を受けた場合、患者さんの情報を使用することはありません。この場合には、個人を特定できない状態にして、速やかに廃棄させていただきます。しかし、取り止めを希望した時点で、すでに研究成果が論文などで公表されていた場合のように、結果を廃棄できない場合もあります。8.当該臨床研究に係る資金源について本研究は、鳥取大学医学部附属病院泌尿器科および産業医科大学泌尿器科の研究費で行っており、特定の企業・団体等からの支援を受けて行われるものではなく、利益相反状態にはありません。9.研究成果の公表について研究成果が学術目的のために論文や学会で公表されることがありますが、その場合も、患者さんの個人が特定される情報は全て削除して公表します。情報の秘密は厳重に守られますので、第三者に患者さんの個人情報が明らかになることはありません。10.知的財産権の帰属について 本研究の結果、特許などの知的財産が生じる可能性もございますが、その権利は鳥取大学及び産業医科大学に帰属し、あなたには帰属しません。11.研究代表施設および研究代表者の情報森實修一 鳥取大学医学部器官制御外科学講座腎泌尿器学分野 准教授〒683-8504 鳥取県米子市西町36-1TEL:0859-38-6607/FAX:0859-38-660912.問い合わせ窓口本研究についてのご質問だけでなく、患者さんの情報が研究に用いられているかどうかをお知りになりたい場合や、患者さんの情報の使用を望まれない場合など、この研究に関することは、下記の窓口までお問い合わせ下さい。【研究責任者】富崎一向 産業医科大学泌尿器科 手術部准教授〒807-8555 北九州市八幡西区医生ケ丘1-1TEL:093-691-7446*この研究に関する情報は産業医科大学病院のホームページに掲示しております。13.研究実施機関および研究責任者森實修一 鳥取大学医学部器官制御外科学講座腎泌尿器学分野 准教授富﨑一向 産業医科大学病院 泌尿器科 手術部准教授
2026.01.06 臨床研究に関するお知らせ
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秋の学会シリーズ③
昨日・今日と非常に寒いですね。 本日は泌尿器科手術の祭典・叡智の結晶、内視鏡学会の報告です。 『第39回 日本泌尿器内視鏡学会・ロボティクス学会総会 参加記 木室里依子 2025年10月30日から11月1日まで、日本医科大学主催、東京の京王プラザホテルで開催された第39回日本泌尿器内視鏡学会・ロボティクス学会総会に参加してきましたので、ご報告します。 この学会はJSER(ジェイサー)と呼ばれ(Japanese Society of Endourology and Robotics)、数ある学会の中でも私が最も楽しみにしている学会の一つです。経尿道的手術や腹腔鏡下手術、ロボット支援手術に関連した講演や発表、企画が多数あり、日常診療にすぐに役立つ知識や考え方を学ぶことができます。 私は今回、「腹腔鏡下尿膜管摘除術におけるアプローチ法の比較」についてポスター発表を行いました。同じセッションでは、同様のテーマで発表をされている先生もおられ、他院の手術方法や治療成績について質問・情報交換をすることができました。また、自分が経験した類似症例に関する発表もあり、積極的に質問をして情報交換をすることができ、さらに知識を深めることができました。 当院からは他に以下の演題で発表がありました。 坪沼裕人先生 『ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘除術における術後イレウスのリスク因子』 杉田佳弘先生 『膀胱全摘除術施行症例における腫瘍の局在とリンパ節転移部位の検討』 東島克佳先生 『当院におけるCVP(Contact laser Vaporization of the Prostate)の初期経験』 湊 晶規先生 『TURBT術後単回膀胱内注入療法未施行の低リスクNMIBCにおける再発率の実態』 富崎一向先生 『ロボット支援下腎尿管全摘除術(RANU)におけるリンパ節郭清の適応』 私も把握している症例について、医局の各先生が自分とは異なる視点から検討されており、その分析の鋭さや独自の着眼点に深く感銘を受けました。身近な症例であっても、視点や考察の方向性によって新たな発見があることを改めて実感し、今後の研究や診療において大変参考になりました。 今回の学会で得た知識や気づきを、今後の診療にしっかりと生かしていきたいと思います。』
2026.01.03 ブログ
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秋の学会シリーズ②
本日は日本泌尿器腫瘍学会の参加報告 湊先生・富崎先生の産業医大横綱たちが参加されました。 学会報告直接されるのも久しぶりですね 『第11回日本泌尿器腫瘍学会 参加記 湊 晶規 日時: 2025年10月18日(土)~19日(日)会場: パシフィコ横浜 秋晴れの横浜で開催された第11回日本泌尿器腫瘍学会に参加しました。会場は非常に多くの参加者で賑わい、最新の臨床研究や治療戦略が活発に議論されていました。日々の診療に直結するテーマが多く、非常に刺激的な2日間となりました。 まずは私の興味がある尿路上皮癌領域では治療の転換点を感じる年になりました。 この一年で新たな薬物併用療法が次々と登場し、まさに治療のパラダイムシフトを実感する内容でした。コンパニオン診断からの分子標的薬も登場し、術前治療への免疫療法導入も話題に。一方で、従来の化学療法や維持療法の長期成績を検証する演題も多く、「新しい時代」と「これまでの成果」が交差する興味深いセッション構成でした。 前立腺癌領域では診断と治療がつながる流れへ。新しい画像診断法(PSMAPET)や核医学治療が日本の実臨床で使用間近となり注目を集めていました。これまでの薬物療法中心の議論から一歩進み、診断と治療を連続的にとらえる“Theranostics”の概念が現実味を帯びてきました。 腎癌領域では、免疫療法と分子標的治療の多彩なレジメンが議論され、「どの患者に、どの治療を、どの順番で行うか」という実践的なテーマもありました。有害事象への対応や薬剤特性(得意を活かす)を意識した治療戦略など印象的でした。 さらに、陰茎癌や泌尿器領域の肉腫など、希少がんをテーマとしたシンポジウムも行われました。限られた症例の中で診療方針を模索する難しさや、全国的なデータ共有の重要性が改めて認識する機会となりました。 泌尿器腫瘍学の発展の速さを感じるとともに、日常診療における自分たちの役割を再認識する学会でした。私自身も、今回発表した新規治療の初期経験を通じて多くの反響をいただき、今後のクリニカルリサーチを考える良い機会となりました。』 会場のパシフィコ横浜(上) みなとみらいの景色(下) 発表演題 湊 晶規 『エンホルツマブベドチン+ペムブロリズマブ併用療法初期経験:奏効・有害事象・QOLの3面評価』 富崎一向 『pT1腎癌における転移再発リスク因子の検討』
2026.01.02 ブログ
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