北九州からの挑戦
泌尿器疾患と健康長寿社会
Challenge from Kitakyushu: Urological Diseases and Healthy Longevity Society.
北九州地域唯一の
特定機能病院として
すべては病める
患者さんのために
献身的なチームワークを
大切にしています
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働くスタッフを
エリアごとに見る
産業医科大学所属のスタッフの専門分野や、取得資格 ・ 学会認定医などを一覧で確認することができます。
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2025.05.13 お知らせ 臨床研修に関するお知らせ
2020 年 1 月~2024 年 12 月までに、産業医科大学病院にて病理組織学的にバリアントを含む尿路上皮癌と診断され、診断時点で 18 歳以上であった患者さんとその家 族へのお知らせ
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2025.05.02 お知らせ 臨床研修に関するお知らせ
2018 年1 月から2023 年12 月までに、産業医科大学若松病院にて急性単純性腎盂腎炎と診断され抗菌薬治療を受けた患者さん及びご家族の方へのお知らせ
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2025.04.15 お知らせ 臨床研修に関するお知らせ
2025年医局説明会
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2025.03.11 臨床研修に関するお知らせ
2014年1月から2023年12月までに、急性陰嚢症として産業医科大学病院を受診した患者さん及びご家族の方へのお知らせ
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ブログ
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2025.06.09
上級医の視点から
先日は修練医のはじめての全国学会発表報告でしたが、 指導医クラスの先生にも報告を行ってもらいました。 『第112回日本泌尿器科学会総会 学会参加報告 永田 祐二郎 2025年4月17~19日博多で開催された第112回日本泌尿器科学会総会に参加し発表させていただきました。私は「Immunohistochemical Expression of p53 and FGFR3 is a Potential Biomarker for Predicting Response to Enfortumab Vedotin in Metastatic Urothelial Carcinoma」という演題でした。 尿路上皮癌(UC)においてEnfortumab Vedotin(EV)はkey drugとなっています。しかし、UCはゲノム的にも分子的にも不均一な腫瘍で、この不均一性とEVの効果との関係はほとんどわかっていません。今回、UCの代表的な変異遺伝子であるTP53とFGFR3がそれぞれコードしているp53とFGFR3蛋白発現と、EVの有効性との関連を検討しました。予想通り、一定の意義は見出せましたが、今後はそのメカニズムに迫る基礎研究を行い、臨床におけるUC治療戦略への介入ができればと考えています。 発表が初日午前でしたので、その後はリラックスして学会を楽しみました。特に、留学中の上司である米国Rochester大学・宮本浩先生のInvited Lectureは、5年ぶりの再会ということもあって、本当に楽しみにしていました。宮本先生の洞察力と聡明さはますます磨きがかかっており、美しいご講演内容でした。その後、日米の師と写真撮影でき、とても幸せな時間を過ごせました(写真左:宮本教授、中:藤本名誉教授)。他にも、ロボット支援根治的前立腺全摘除術のエキスパートであるVipul Patel先生のご講演を拝聴できたこと、国内のトップランナーの先生方と知り合い情報交換できたことは大変刺激になりました。 今後も面白そうな学会に参加していこうと思います。』
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2025.06.03
成長の道程
後期修練医の坂東太郎先生の、はじめての全国学会 リアルな感じがいいですね。 4年目になり、一学年下の後輩ができ、最近少し顔つきが変わってきましたね。 『第112回日本泌尿器科学会総会 参加報告 2025年4月17日〜19日に福岡市で開催された第112回日本泌尿器科学会総会に参加してきました。泌尿器科学会総会への参加及び発表はいずれも今回がはじめてであり、特に英語での抄録やポスター作成という形式には戸惑いもありましたが、医局員の皆様のサポートのもと進めることができました。 発表内容は転移性去勢感受性前立腺癌に対するTriplet療法についてでした。学会前には前立腺癌についてのワークショップに参加させていただき勉強の機会を得て、年明けには休暇を利用したオーストラリアでの短期語学留学も終え、気合い十分で臨みました。 私の発表自体は2日目であったことから、学会初日は場所の確認となんとなく講演を聞いてみようくらいの気軽な気持ちで会場入りしました。会場内はとても広く目的の場所に辿りつくのにまず一苦労し、講演会場はどこも満席と想像の一回りも二回りも大きな規模に圧倒されてしまいました。質疑応答も活発に行われており、学会の熱気を感じると同時に、発表への緊張が高まりました。2日目から突撃参加していれば学会の雰囲気に飲み込まれ、打ちのめされていたと思います。想定質問やその周辺知識を再度確認して発表に備えることとしました。研修医時代に北海道でお世話になった先生や後輩とも再会し、夜は一緒にもつ鍋を囲みながら旧交を温めることができ、充実した時間となりました。 緊張と前夜の胃もたれが相殺されたのか、発表は落ち着いて臨むことができました。第111回総会ではTriplet療法に関してまだ数えるほどしか演題数はなかったようですが、今回の私のセッションは全てTriplet療法に関しての演題であり、今まさにHOTな分野なのだと実感しました。Triplet療法は新しい治療法であり、臨床試験での効果や安全性は確認されていますが、実臨床ではまだ手探り状態です。特に、有害事象のコントロールについて、施設ごとに工夫がされており、他施設での取り組みを知る貴重な機会となりました。 一方で、分野の違う他セッションについては、内容についていけない場面ばかりで、自身の知識不足を痛感しました。また、残念ながらオーストラリア語学効果は乏しく、翻訳アプリを多用しておりました。臨床、研究、英語の全てにおいて更なる研鑽の必要性を再確認しました。今回の経験を糧にさらに精進していきたいと思います。 最後に、発表にあたりご指導いただきました富﨑先生、予演でご助言をいただきました医局員の皆様に感謝申し上げます。』
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2025.06.01
6月5日泌尿器科説明会
今週木曜に迫りました、泌尿器科進路説明会。 今年はありがたいことに、すでに二人の6年生が入局志望していただきました。 6年生対象ですが、5年生の学生の皆さんで、少しでも興味がある方はぜひ参加してください。 通常、臨床実習や勧誘の会では若手医師との交流が多いと察します。 今回は特別企画として学内外から、10年目こえた中堅の先生をお呼びして、 これまでのキャリアの振り返りや泌尿器科の魅力をお伝えできればと思っています。 今年、福岡県で泌尿器科専攻プログラムを開始した3年目の先生は4大学あわせて22人…いま、ウロ科はアツイ!!!
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