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  • 1年間働いてみて(2023年度)

    野間悠太朗(2021年卒業、2023年入局) 大学での後期研修は時間が過ぎるのがとても早く、びっくりしています。目まぐるしく進んでいく泌尿器科腫瘍の治療、日々の病棟業務や手術件数の多さに、ついていくのに精一杯でしたが、諸先輩方のご指導やフォローがありなんとかここまで過ごしてきました。産業医科大学泌尿器科学教室は他大学と比較すると人数は少人数ですが、その分お互いがどのような仕事をしているかを把握しやすいので、分からない事や困っている事を遠慮なく相談しやすい環境であり、1年通して大きな安心感がありました。主治医制ではなくチーム制が導入されており、担当患者さんの治療方針について、近い年次の先生や上級医の先生とディスカッションする頻度が多いため、泌尿器科1年目の私にとって、とても勉強になり、人数が多い大学ならではの教育システムであると感じました。また、私たちと一緒に働いているスタッフの皆様には優しい方が多く、仕事がしやすかった事も印象的でした。頼りない部分が多い私ですが、ご指導頂いた先生方を自分のメルクマールにして泌尿器科医として今後精進していこうと思います。 泌尿器科を進路として検討している研修医の先生や学生の方に向けて…私は福岡から遠く離れた地区の病院で初期研修を行いましたが、他大学出身の同期の先生に泌尿器科を志望する人が多い事に驚きました。この文章を読んでいる泌尿器科に興味のある皆様は決してレアな存在ではなく、全国的なトレンドに乗っていると胸を張ってください。これからもっと人気が出てくる診療科であると自負していますし、実際にここ数年、見学者や入局希望の方が増えてきています。泌尿器科医はどこの病院でもやりがいがあり、また、親しみやすい先生が多いので若手にも働きやすい科であると思います。

  • 1年間働いてみて(2020年度)

    水嶋唯(2018年卒業、2020年入局) 産業医科大学泌尿器科にて働きはじめてから、早くも1年が過ぎようとしています。この1年は病棟業務、手術、カンファレンスなど忙しいこともありましたが、興味を持ってこの科を選んだ私にとっては、集中して泌尿器科疾患に向き合えたとっても充実した1年でした。それはひとえに上級医の先生方の指導のおかげだったと感じています。特に良いと感じたところ、①まずは自分で考えることを徹底する環境、その上で、分からない場合やできない場合にはいつでも  誰でも相談に乗ってもらえる体制②時には優しく!時には厳しく!熱くて厚い叱咤激励があるところ③自分なりに根拠のある意見があれば、学年に関係なく発言させてもらえるところなど、若手であっても多くのチャンスがいただけるので、ひとりの医局員として大切にされているなと日々感じます。そのおかげもあって、私が1年前のちょうど今ごろに予想していた何倍も何十倍も泌尿器科医の仕事は楽しいです。次の1年は、目の前の診療だけでなく、患者さんそれぞれの先を見据えた診療ができるよう意識したいと思っています。今後とも目標をもって励んでいきます。杉田佳弘(2018年卒業、2020年入局) 2020年4月より産業医科大学病院に勤務させて頂き、早くも1年が過ぎようとしております。この1年間は新型コロナウイルスによって例年とは違った修練をさせて頂くことになりました。そんな中でも出来るだけ例年通りの診療経験を積めるようにと、様々なご気遣いを賜りました。まずは医局の諸先生方に感謝申し上げます。臨床研修医と大きく違う点は、自身で患者さんの治療方針を考える機会が圧倒的に増えたという点でした。特に手術前のカンファレンスでは患者さん特有の問題点を整理し、術中に注意する点を考察するという過程を当科では重視しており、毎回必死の真剣勝負です。まだまだ考えが未熟であることを痛感し、臨床の難しさを実感しております。残念ながら新型コロナウイルスの影響で学会などの現場に出席する機会が減少しました。そのため、他病院で働いていらっしゃる諸先生方と交流する機会がないことが非常に残念です。そんな中でも指導医の先生方には仕事面のみならずプライベートでも相談に乗っていただき、大変感謝しております。今後とも精進していく所存ですので、何卒よろしくお願い致します

  • 1年間働いてみて(2019年度)

    大野大地(2017年卒業、2019年入局) 入局してからこの1年は今までの人生の中で1番時間が過ぎるのが早かったように思えます。産業医科大学泌尿器科は私の性格とは真逆で、体育会系の色が強く当初は不安でしたが、外来検査をするときも手術に入るときも学会発表の練習をするときも、それぞれの場面で指導して頂き、1日1日ステップアップしていくことが実感できました。私が当科への入局を決めた理由の一つに指導体制がありましたが…中堅の先生とペアを組ませていただき、病棟業務を中心とした臨床で、多くのことを学びました。カンファレンスの提示や救急対応、化学療法の選択など。中でも研修医期間中に外科ローテートを十分に履修してこなかった私にとって、水曜日のロボット手術に参加させてもらうことが良い機会であったと印象に残っています。ポート造設、ロボット機器のロールインや閉創過程など、手術に対する積極性が少し磨けたのではと感じております。また医局では、何回か飲み会を開催して頂き、おとなしい私でも、徐々に泌尿器カラーに染まることが出来たように思います。カラオケ好きな先生方が多く驚きました。学んだことが多い一方で、自分で考えて行動に移す、ないし、ある所見を総合的に分析して治療方針を決定するといった過程において、まだまだ十分に到達していないと痛感しております。この1年間で学んだことを次のステップにどう結び付けていくか…外来診療を開始してどう治療方針を決定するのか。手術の際に、解剖を正確に把握して臨機応変に的確に行動出来るのか。日々自分の行動に責任感を持ちながら、勉学を通してこれからの臨床に励んでいきたいと思います。1年間ご指導して頂き誠にありがとうございました。今後も日々精進して参りますので、何卒よろしくお願い致します。安田幸平(国内留学) 2019年4月から産業医科大学病院に勤務させて頂くことになり、早くも1年が経過しようとしております。研修医の頃より市中病院で勤務していたため、実際に大学病院で勤務することは初めてで不安な気持ちが多かったです。勤務を始めて戸惑ったのは病院のシステムが異なる点でした。以前勤務していた病院は地域の中核病院ではありましたが、病床数からみても圧倒的に大学病院の規模が大きくシステムも複雑なことが多く、カルテも異なるため当初は苦労しました。その際は後輩や同期、先輩方、看護師に迷惑をかけることが多くありましたが、助けて頂き少しずつ慣れることができました。 診療に関して、大学病院の特徴として特殊な症例が多く、通常では経験できない症例も多数担当させて頂きました。手術、管理に関してカンファレンスも含めて深く関わることができ勉強になりました。また、自分は、化学療法の症例を担当した経験が多はなかったため、当院では化学療法を必要する患者さんがとても多く、適応や治療・管理方法等の多くを学ぶことができ有意義でした。職場環境に関して、自分と近い年の先生が多い点が新鮮でした。仕事の面でもプライベートな面でも気軽に相談に乗ってくださり、横の繋がりの大切さを実感しました。4月から大学勤務2年目が始まりますが、今年度と大きく異なり、3年目の修練医の先生が自分の下につきます。実際、このようなことは初めてのため責任も大きく、不安があります。人に教えるためには正確な知識が必要不可欠です。先輩方と同じように後輩を導いていけるように頑張りたいと思います。また、今年は専門医試験があるため、無事に合格できるように勤務と同時に勉強に励みたいと思います。そのためにも日々担当する症例に関して、普段から指摘されておりますが、より深く学ぶ姿勢で臨みたいと思います。日々仕事をしていく中で、自分に足りない点が露呈することが多く、自分自身に落胆してしまうことも多い1年でしたが、自分に足りない点を1つずつ改善していき、先輩方を目標に成長できるように過ごしていきたいと思います。

  • 1年間働いてみて(2018年度)

    東島克佳(国内留学) こんにちは。改めて平成30年4月より国内留学で産業医科大学泌尿器科にお世話になっております東島克佳です。はじめのうちは慣れないことも多かったですが、産業医大に来て早くも1年が経過し、非常に多くのことを経験させていただいています。RARP(ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術)をはじめとするロボット支援手術や、発症頻度の低い疾患、他院では治療の難しい症例の治療、また後輩や医大生への指導などもさせてもらっています。忙しい中指導して下さる先生方や、楽しい後輩たちと、充実した日々を過ごすことができて大変感謝しております。平成31年度は、1年間でできなかったことも含め、さらに色々なことを経験し、日々の診療に活かしていきたいと思います。今年もよろしくお願いします。坂本卓郎(2015年卒業、2017年入局) 2018年4月から産業医科大学病院に勤務となって1年が経過しました。思い返すと、初めて大学病院に来た頃は、電子カルテや大学病院ならではのルールに慣れることに精一杯でしたが、多くの指導や叱咤激励を受けながらも適応して、何とかここまでやってくることが出来ました。化学療法や免疫チェックポイント阻害剤の導入など、3年目の時に経験しなかった症例を多く経験しました。薬剤の副作用を理解し、毎日見るべき臨床所見に注意を払って、化学療法を行う責任感じながら診療に臨むことができました。手術に関しても、よく経験する定型手術だけでなく、非定型手術についても準備や対応も指導して頂きました。毎日毎日が本当に勉強することばかりでした。大学病院は上級医の先生の目が行き届いた環境でしたが、自分一人だけといった環境でも十分なリスクマネージメントが出来る泌尿器科医にならなければならないので、今後も日々学んだことをその身に吸収していこうと思う次第です。これからも、どうぞ宜しくお願いします。高場智久(2016年卒業、2018年入局) 3年目の高場です。臨床研修2年間を終えて、4月から母校である産業医科大学で泌尿器科として働き始め、もう1年が経ちました。振り返ってみると、あっという間で濃密な1年間でした。週3回のカンファレンス、手術、病棟、外来と毎日フル回転で1週間が一瞬で過ぎていきました。先輩の先生のご指導の下、学会で発表も無事行う事が出来ました。毎日毎日、学ぶ事が多く大変ですが、昨年の4月の頃の自分より成長できたと実感しています。今後もより多くのことを吸収して、早く一人前の泌尿器科医になれるよう努力をしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。松川卓生(2016年卒業、2018年入局) 泌尿器科3年目、今年度より大学でお世話になっております松川卓生と申します。2年間の初期研修は地元兵庫県で過ごしていました。4月当初は、北九州で久しぶりに生活する楽しみと、地元を離れる寂しさが混在している心境でしたが、すっかり北九州に馴染むことができました。今年1年間についてですが、大学での生活は想像以上に忙しく、あっという間に過ぎてしまったというのが率直な感想です。しかし、カンファレンスや研究会などを通して勉強させて頂く機会は非常に多く、週に1回ある抄読会では論文に触れることもでき、忙しくも充実した日々を過ごすことができました。また、連合地方会での発表機会もあり、貴重な経験をさせて頂きました。今後もより一層頑張っていこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします室岡和樹(2016年卒業、2018年入局) 昨年から泌尿器科へ入局し、もうすぐ一年を迎えようとしております。この一年は一言でいうと「学び」の一年でした。研修医のスーパーローテートのせいなのか、泌尿器科は数カ月しか回ってなく、それ故に教えてもらえる知識にも限度がありました。結果、大学に戻って「研修医」から「泌尿器科医」という肩書に変わっても、自分で自信をもって最初から最後まで泌尿器科の患者さんを診る力はないことを痛感しました。最初の数カ月はオーベンが上についてマンツーマンで検査・病気・治療・病理と多くのことを教えてくださり、少しずつ少しずつ自信を持ってできることを増やしていきました。もちろん、まだ未熟ではあるものの4月に比べて自分で考えて動くことができるようになってきたと思う今日この頃です。これからも学び続け、精進していきます。

  • 泌尿器科1年目医師の立場から

    山村走平(2015年卒業、2017年入局) 私が泌尿器科を選択したのは、扱う臓器、疾患の幅が広く、外科的なことから内科的なことまでできるというところに興味を持ったからです。また、入局を決める際に医局の雰囲気も大きな決め手となりました。臨床実習中に医局の先生に時に厳しく、多くは冗談が言えるくらい気さくに接して頂き、「自分が長くお世話になるにはここだ」と直感しました。実際、入局後は上級医にマンツーマンで指導して頂き、膀胱鏡検査、TUR、TUL内視鏡などの多くの手術や検査を経験し少しずつ身に着けることが出来ていると実感します。さらに何といっても、教授がレジデントの声を真摯に聞いて受け止めてくださる医局の環境は、得難いものであると日々感じています。 とはいえ、ずっと働き続けているわけではありません。休日はしっかりと自分のしたいことが出来ます。私の場合、趣味の自転車によく乗っています。また、夏休み(1週間)には海外旅行へ行こうと計画中です。On-offのメリハリがしっかりとし、充実した日々を過ごしていると心から思います。入局を迷っている方はぜひ一度見学にいらしてください。(私の最近1週間のスケジュールは以下の様な感じです)

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