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  • ロボット手術全盛①

    泌尿器科領域においては、 今まで腹腔鏡で行っていたほとんどの手術が ロボット支援手術で通常診療(保険診療)として施行されており、 大変身近なものです。すべての外科系領域の中で泌尿器科がもっともロボット手術を行っているとはあまり知られていないかもしれませんね。 今回はロボット手術に関する学会報告。 杉田先生は昨年7年目で専門医試験を合格後、ロボット手術の術者資格を取得していただき、すでに術者として活動し、医局のサポートにおいて研鑽を積んでいます。 『第35回九州内視鏡・ロボット外科手術研究会参加報告 医師8年目の杉田です。このたび、2025年8月30日に開催されました第35回九州内視鏡・ロボット外科手術研究会に参加する機会を賜りました。本研究会は、泌尿器科のみならず消化器外科、呼吸器外科、産婦人科といった複数の診療科が一堂に会し、ロボット支援手術や内視鏡外科手術に関する最新の知見を共有する貴重な場でございます。診療科横断的に多彩な演題が集まるため、自身の専門領域にとどまらず幅広い視点から学ぶことができました。 特に印象的であったのは、外科領域からのご報告で、閉鎖孔ヘルニアに対し卵巣を用いて修復を行った症例に関する発表でした。自科では経験のない術式であり、疾患や解剖の特性を活かした巧みな工夫に深く感銘を受けました。こうした発想は他科の研究会に参加してこそ得られる学びであり、大変興味深い発表でした。 私は今回、「ロボット支援下根治的膀胱全摘除術後骨盤内リンパ漏について」発表させていただきました。質疑応答では、消化器外科や産婦人科の先生方からもご意見を頂戴し、リンパ節郭清時のエネルギーデバイスの使用方法やクリッピングの是非に関して多様な視点を知ることができました。各科に共通する課題であると同時に、組織特性や術式の違いにより工夫も異なることを実感し、大変有意義なディスカッションとなりました。 また、本発表にあたりましては、事前に医局の先生方に何度も予演の機会を頂戴し、貴重なご助言・ご指導を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。ご指摘いただいた点を踏まえ、専門外の先生方にも理解いただけるようスライド構成や表現方法を工夫することができ、発表を無事に終えることができました。 本研究会を通じ、診療科の垣根を越えた交流の重要性と、他分野から学ぶ姿勢の大切さを改めて認識いたしました。今後も日常診療に還元するとともに、研究活動にも反映させていきたいと考えております。 末筆ながら、引き続きご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。』

  • 成長の道程3

    後期修練医、4年目の坂東太郎先生の結石学会の参加記をお届けします。 4月に全国デビューを果たし、今回は手術トレーニングにも参加して、一皮むけた感じでしょうか。 最近3年目の先生の学会発表の様子が多かったですが、先輩もステップアップして頑張っています。 心なしか3年目の先生より頼もしさが出ている!?(以下写真)   『このたび、2025年8月29日から30日にかけて東京都で開催された日本尿路結石症学会第35回学術集会に参加してきました。私は「尿路結石に伴う閉塞性腎盂腎炎における重症化リスクの検討」について発表の機会をいただきました。普段、我々は閉塞性腎盂腎炎に対して、ごく当然のようにドレナージ目的で尿管ステントを留置しておりますが、実はガイドライン上に明確な適応が記載されているわけではありません。そこで今回の検討では、どのような因子を持つ患者が重症化しやすいのかを検討し、臨床的に意義のある知見を示すことを目的としました。 準備の過程では、研究のアウトカム設定が大きな課題となり、臨床的に意味のある指標をどのように統計学的に裏付けるかに本当に苦労しました。統計解析に本格的に取り組むのは今回が初めてであり、Rの基本的な使い方から丁寧にご指導していただいた松本先生には心より感謝申し上げます。また、データ収集にご協力いただいた医局員の皆様、発表に向けて数多くのご助言をいただきました先生方のおかげで、内容を一層充実させることができました。誠にありがとうございました。 学会期間中には、事前予約制のハンズオンセミナーにも参加いたしました。普段何気なく行っている尿管鏡操作やバスケットカテーテルの使用について、限られた手術時間の中で効率よく進めるためのポイントをエキスパートの先生方から直接学ぶことができ、大変貴重な経験となりました。約3時間のセミナーでしたが、知らず知らずのうちに出来上がってしまっていた手技上の癖を修正でき、今後の手術に直結する学びを得られたと実感しています。これまで、ほとんどハンズオンセミナーに参加したことがなかったので、今後は機会があれば是非また参加したいと思います。 発表準備から当日の質疑応答まで、苦労も多く緊張も伴いましたが、多くの学びや気づきを得られた有意義な機会となりました。今回の経験を糧に、日々の臨床現場に還元していけるよう努めてまいります。』 松本先生と一枚 内視鏡手術のハンズオンセミナーでのトレーニングの様子

  • 第128会九州泌尿器科連合地方会

    琉球大学主管 学会後恒例のレクリエーション 当教室からは、国内留学の杉先生、無事発表デビューを飾った3年目修練医の浦田啓道先生 行きぴったりの様子で、 大学対抗利き酒大会や、箱の中身はなんだろうな?に挑戦しました。 九州の泌尿器科は大学の垣根を越えて和気あいあい

  • はじめての泌尿器科おまけ

    兵どもが夢 福岡地方会で発表後、同期で打ち上げの様子をチラリ 今後も仲良く切磋琢磨していきます!

  • 2025年はじめての泌尿器科③

    新入局の先生のデビューシリーズ。 7月に行われた福岡地方会にて大学からは後期修練医の二人の先生が登壇されました。 今回も緊張感のある顔つきがいいですし、準備や実際の学会発表または他者の講演を通して非常に有意義な経験だったことが伝わりますね。その後の打ち上げはさぞ楽しかったことでしょう。 本日は永田大輝先生の参加記です。 『第316回 日本泌尿器科学会福岡地方会 参加記録            永田大輝   このたび、2025年7月26日電気ビルみらいホールにて開催された第316回日本泌尿器科学会福岡地方会に出席し、口頭発表の機会をいただきました。発表演題は「鼠径部に生じたPleomorphic Hyalinizing Angiectatic Tumor」であり、稀な疾患ではありますが大変勉強になった症例でした。 今回の発表準備では、Pleomorphic Hyalinizing Angiectatic Tumor(以下、PHAT)の国内外の論文を収集することから始まりました。PHATは、稀な軟部腫瘍で下肢に好発します。治療として局所切除を行いますが、良悪性に関して一定の見解がないことから、局所再発後の治療方針など明確には定まっておりません。また、本症例では遠隔転移を認めており、これまで遠隔転移の症例報告が国内外でないことから、希少さがわかります。論文を読むにつれて、知識は深まりましたが、その分伝えたいことが増えていき、パワーポイントに落とし込むのに苦労しました。見せ方や話し方など予演会では、先生方にたくさんご指導いただき、大変良いものが完成したと思います。 学会当日は、他病院の同年代の泌尿器科医の発表を聞くことで刺激にもなり、(演題内容を理解することは難しかったですが...)また、高校時代・研修医時代の多くの友人や先輩との交流もあり、大変有意義な時間を過ごせました。発表に関しては、緊張もあったせいか早口になってしまうこともあり、上手く伝えることができたか不安ではありましたが、今後への課題として、精進していきたいと思います。 学会後は、同期や先輩方とノミュにケーション、緊張後と疲労とアルコールで学会よりもヘトヘトになってしまいましたが大変盛り上がりました。参加記録を書いている今でも楽しい時間が頭をよぎります。 準備期間並びに学会当日を通して、貴重な経験ができ、泌尿器科医として大きな一歩を踏み出せたのではないかと思います。 最後に、発表にあたり直接ご指導いただきました杉田先生、予演でご助言をいただきました医局員の皆様に感謝申し上げます。』 なお、当教室関連施設からも以下の先生方からも発表がありました。 北九州総合病院 守屋良介先生 『左腎門部に発生したparaganglioma』 宗像水光会総合病院 田中敏信先生(後期修練医2年目) 『後腹膜原発marginal B cell lymphoma』 福岡和白病院 谷川堅太郎先生 『脂肪肉腫が疑われた鼠径ヘルニア術後陰嚢内大網遺残』 新行橋病院 張大暁(永田大輝先生や辻村俊輝先生と同期で後期修練医1年目) →実はデビュー飾っています。入局した3人の3年目の先生が今回の学会で登壇したことになります。 『高齢者に初発した精巣胚細胞腫瘍』

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