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高齢化社会に必要なこと
2025.09.30
ブログ
泌尿器科領域においても高齢者に対する診療をフレキシブルに行っています。
今回は、そんな超高齢化社会にスポットをあてた学会…
『第38回日本老年泌尿器科学会 参加報告 杉 貴臣
この度2025年7月11・12日に東京の御茶ノ水ソラシティカンファレンスで開催されました第38回日本老年泌尿器科学会に参加しました。医師5年目(泌尿器専修医3年目)の杉貴臣です。私は一般ポスターセッションで「76歳以上の高齢男性におけるロボット支援前立腺全摘除術」を発表しました。
普段の日常診療において高齢者の患者さんと接することが多く、高齢者ではフレイルや認知機能が低下していたり、背景に併存疾患を多数抱えていたりと特有の問題点がございます。そのような高齢者の排尿管理や薬物療法への配慮を学ぶことができました。また、演者も参加者も医師のみではなく看護師や理学療法士などコメディカルの方々も多く(いつもの学会に負けず劣らずの熱量を感じることもでっきました)、高齢者を対象にした診療では、より多職種との連携が重要であることを再認識しました。
発表するにあたって指導して下さった柏木教授をはじめ、予演会でアドバイスして頂きました医局員の皆様、今回の発表の機会頂きありがとうございました。今回の学会参加を通じて、高齢者特有の病態や治療上の配慮点を再認識するとともに日常診療に必要な知識を得ることができました。今後の診療に活かしてまいります。』
