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MRI-TRUS fusion biopsy 導入のお知らせ

2025.01.21 診療について

従来の前立腺生検法の約2倍のがん検出率
より患者さまの体の負担は少なく
より早く次の治療段階へ

 

北九州で導入しているのは
現在当院のみです

 

前立腺がんの診断が
さらに向上しました!

 

この度、2023年10月に導入したバイオジェットは事前に撮影した MRIの画像と、超音波検査画像を同期させて実施する生検法であり、組織を的確に採取することができる最新鋭のシステムとなっています
患部をより正確にとらえ、小さながんも見つけやすく、診断の精度が向上。
全身麻酔や脊椎麻酔をしてから生検をおこなうため、 患者さまは痛みを感じることなく検査を受けられます!

MRI-超音波融合画像による
3D前立腺生検「BioJetTM
(バイオジェット)システム」

 

従来型生検(系統的生検)とバイオジェットによる新しい前立腺生検法(標的生検)の違い

超音波機器だけでは、ある程度大きながんでなければ同定することはできず、多くの場合、前立腺の位置と生検針しか確認することができません。こうしたがんの疑われる部位を正確に事前予測できない為、前立腺全体にまんべんなく複数個所生検針を刺し組織を採取して診断するのが従来型の「系統的生検」です。

これに対して、今回当院で導入した「バイオジェット」による「標的生検」という手法は、事前にMRI画像を撮影することで、がんができている部位をあらかじめ確認し、前立腺に生検針を刺す際の超音波画像にソフトウェア上で事前のMRI画像(がんの疑いのある部位が特定できた画像)を重ね合わせた画像イメージを合成し、針を刺すべき場所を教えてくれるシステムです。これにより、効率よく正確に疑わしい部位から組織を採取することができます。

こうした画像融合による診断機は数種類ありますが、その中でも「バイオジェット」は唯一、2016年2月に厚生労働省に認可され先進医療として行ってきた技術が、2022年 4月に保険収載され一般の健康保険が適用されることになりました。
前立腺がんをなるべく1度の生検で発見し、次の治療段階に早く進めることが高率に可能となります。

前立腺がんは進行しないと自覚症状が無いことが多く、生検で陽性と早期に診断することが重要です。血中PSA値とMRIで、がんが疑われる場合はなるべく正確な生検方法による診断を受けられることをお勧めします。
※なお、すべての前立腺がん疑いの患者さんに、この検査方法が適応となるわけではありません。

 

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