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秋の学会シリーズ③
昨日・今日と非常に寒いですね。
本日は泌尿器科手術の祭典・叡智の結晶、内視鏡学会の報告です。
『第39回 日本泌尿器内視鏡学会・ロボティクス学会総会 参加記 木室里依子
2025年10月30日から11月1日まで、日本医科大学主催、東京の京王プラザホテルで開催された第39回日本泌尿器内視鏡学会・ロボティクス学会総会に参加してきましたので、ご報告します。
この学会はJSER(ジェイサー)と呼ばれ(Japanese Society of Endourology and Robotics)、数ある学会の中でも私が最も楽しみにしている学会の一つです。経尿道的手術や腹腔鏡下手術、ロボット支援手術に関連した講演や発表、企画が多数あり、日常診療にすぐに役立つ知識や考え方を学ぶことができます。
私は今回、「腹腔鏡下尿膜管摘除術におけるアプローチ法の比較」についてポスター発表を行いました。同じセッションでは、同様のテーマで発表をされている先生もおられ、他院の手術方法や治療成績について質問・情報交換をすることができました。また、自分が経験した類似症例に関する発表もあり、積極的に質問をして情報交換をすることができ、さらに知識を深めることができました。
当院からは他に以下の演題で発表がありました。
坪沼裕人先生
『ロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘除術における術後イレウスのリスク因子』
杉田佳弘先生
『膀胱全摘除術施行症例における腫瘍の局在とリンパ節転移部位の検討』
東島克佳先生
『当院におけるCVP(Contact laser Vaporization of the Prostate)の初期経験』
湊 晶規先生
『TURBT術後単回膀胱内注入療法未施行の低リスクNMIBCにおける再発率の実態』
富崎一向先生
『ロボット支援下腎尿管全摘除術(RANU)におけるリンパ節郭清の適応』
私も把握している症例について、医局の各先生が自分とは異なる視点から検討されており、その分析の鋭さや独自の着眼点に深く感銘を受けました。身近な症例であっても、視点や考察の方向性によって新たな発見があることを改めて実感し、今後の研究や診療において大変参考になりました。
今回の学会で得た知識や気づきを、今後の診療にしっかりと生かしていきたいと思います。』
