Newsお知らせ
2017 年 1 月から 2020 年 12 月までに、産業医科大学病院泌尿器科において、急性前立腺炎、急性精巣上体炎と診断された患者さんへのお知らせ
当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた過去
の情報の記録に基づき実施する研究です。このような研究は、「人を対象とする医学系研究
に関する倫理指針(平成 26 年 12 月 22 日制定 平成 29 年 2 月 28 日一部改正)」により、
対象となる患者さんのお一人おひとりから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を
公開するとともに、参加拒否の機会を保障することとされています。この研究に関するお問
い合わせ、また、ご自身の診療情報が利用されることを了解されない場合は、以下の問い合
わせ先にご連絡ください。利用の拒否を申し出られても何ら不利益を被ることはありませ
ん。
1.研究課題名
急性細菌性前立腺炎および急性精巣上体炎の治療状況調査と分離菌の薬剤感受性調査:
後ろ向き多施設共同研究
2.研究期間
2018 年 3 月 1 日~2024 年 2 月 29 日
3.研究機関
産業医科大学医学部泌尿器科学
4.実施責任者
産業医科大学医学部泌尿器科学 助教 松本 正広
5.研究の目的
泌尿器科領域の感染症の中でも特に男性の性器感染症として、急性細菌性前立腺炎と急
性精巣上体炎があります。それぞれ軽症例、重症例、再発を繰り返す症例など様々であり、
それぞれの病態に応じて治療法も異なります。急性細菌性前立腺炎および急性精巣上体炎
に関しては、本邦ではまとまった報告がなされていません。また近年、薬剤耐性菌の出現に
より、適切な抗菌薬・治療法の選択がより重要となってきています。今回、急性細菌性前立
腺炎および急性精巣上体炎に対して、日本の各施設で行われているさまざまな治療内容と、
分離菌の薬剤感受性を、後ろ向き多施設共同研究によって明らかにし、耐性菌の分離・分布
状況の把握と、さらなる抗菌薬の適正使用を進めること、そして重症化する症例、再発する
症例などの原因を解明し、感染症治療戦略に役立てることを目的としています。
6.研究の方法
2017 年 1 月から 2020 年 12 月までに産業医科大学病院泌尿器科において、急性細菌性前
立腺炎または急性精巣上体炎と診断され治療が行われた患者さんの診療記録(カルテ)を基
に集計します。年齢、既往歴、現病歴、細菌学的検査所見を含む各種検査所見、治療法とそ
の効果、治療後の経過等を調べます。研究のために、新たな診察や検査、治療などを受けて
頂く事はありません。
また、本研究は、産業医科大学泌尿器科が主管となって行う多施設共同研究であり、本研
究に参加して頂いた各施設から匿名化された上記項目の患者情報を集計し、調査を行いま
す。
7.個人情報の取り扱い
個人情報の公開はいたしません。データの解析の際には対象者を特定できないように氏
名、住所などの個人情報を全て匿名化します。この研究で得られたデータは、研究終了後 5
年間(もしくは当該研究の結果の最終の公表について報告された日から3年間)保管した後
に、匿名化を確認した上で廃棄します。また、ご自身の診療情報を研究で使用されることを
希望されない方は、下記問い合わせ先にご連絡下さい。本研究からは除外させていただきま
す。
8.問い合わせ先
産業医科大学医学部泌尿器科
〒807-8555 北九州市八幡西区医生ヶ丘 1-1
電話:093-691-7446 FAX:093-603-8724
9.その他
研究への参加に対する直接的な利益はありません。また、費用の負担や謝礼もあり
ません。本研究は一切の利益相反はなく、産業医科大学利益相反委員会の承認を得て
おり、公正性を保ちます。